【要約・考察】子どもの自主性を育てる大人の対応とは?書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』

【要約・考察】子どもの自主性を育てる大人の対応とは?書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』

今回は、書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』を読んで『子どもの自主性』とは何か?についてまとめてみました。

この記事はこんな人に読んでもらいたい

  • お子さんに”将来自発的に行動してもらいたい”と考えているあなた
  • “モンテッソーリ教育”に興味を持たれているあなた

この記事はこんな人に読んでもらいたい

  • 『自発的に行動する』=『安心して、子ども自身が考え、選んだ行動をやりきること』
  • 子どもが”自発的に行動”できる環境を大人が作り出してあげることが重要
  • 子どもにとっての安心とは?
  • 考え方や行動を否定されない
  • 子ども自身の感情に共感してくれる
  • 子どもが自分自身の特性を理解し、”好き”・”得意”を選ぶことができる

前置き:この記事ではモンテッソーリ教育自体にはふれません

紹介する書籍書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』は、
題名にも記載されている『モンテッソーリ・メソッド』、『モンテッソーリ教育』について詳細に説明しています。

『モンテッソーリ教育』とは、

  • 将棋界 藤井聡太棋士
  • Amazon CEO ジェフ・ベゾス
  • Facebook 創業者 マーク・ザッカーバーグ

    など、創造力に長け、いわゆる”優秀”と呼ばれる人が受けた教育です。

    細かな思想・方針などについては、本書で詳しく説明されています。

    モンテッソーリ教育を実践されている保育施設がありますので、ご興味があられる方は是非調べてみてください

    書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』目次
    第1章 モンテッソーリ・メソッドで育つとどんな大人になるのか
    第2章 子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ・メソッドとは
    第3章 子どもが育つ「環境」を整える【家庭編】
    第4章 子どもが育つ「環境」を整える【子供の家編】
    第5章 小学校以降のモンテッソーリ・メソッド

    この記事ではモンテッソーリ教育自体の説明には触れませんが、モンテッソーリ教育の根底にある思想の要約を書いていますので、是非最後までこの記事を読んでいただけると嬉しいです。

    書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』を選んだ理由

    書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』を選んだ理由
    自発的に行動できる子どもを育てる方法を学ぶため

    このブログは『親・教育者』が、子どもからの『プログラミングに関するちょっとした質問』に答えられるようになることを目標として立ち上げました

    • 親御さん・指導者の方は、子どもに答えを教えない
    • あくまでも子どもから問われたときにサポートする

      という関係性で、子どもがプログラミング的思考を身に着けていくことが理想であると考えています。

      そして、子ども自発的にプログラミングを学んでいく ことを前提として記事を書いています。

      そこで、

      ゆーまる
      ゆーまる

      “自発的に学ぶ”とはどういうことなのかな?
      どの子どもと接すれば”自発的に行動”する習慣がつくのかな?

      ヒントが得られると考えて、この本を読んでみました。

      『自発的に行動する』とは?『安心して、子ども自身が考え、選んだ行動をやりきること』

      お父さん・お母さんが子どもに対して、「自分で考えてやってくれているな」と思う要素は次の3つであると考えました。

      子どもに対して「自分で考えてやってくれているな」と思う要素
      • 子ども自身が考え、選ぶ
      • 選んだ行動をやりきる
      • 子どもが安心している状態

      1. 子ども自身が考え、選ぶ

      まず、親御さん・指導者の方が子どもに対して意識しておくべき前提は、子どもは自ら学ぶものです。

      どうしても、お子さんに対して

      お父さん
      お父さん

      親が正しいことを教えてあげないと・・・

      お母さん
      お母さん

      親が子どもにあったものを選んであげないと・・・

      と考え、すぐに”答え”を教えてしまうことは多いのではないでしょうか?

      しかし、子供って「どこでそんなことを覚えてきたの?」とビックリさせてくることも多いのではありませんか?

      大人が思っている以上に、子供は周りからたくさんのことを学習し、自分の知識として吸収します。

      ここには、”子供自身が選んで学んだ”という自主性があります。

      好奇心ともいえますね。

      2. 選んだ行動をやりきる

      自分自身で選んだ行動について、成功したら「自分一人でできたんだ!」と自己肯定感が高まり、別の新たなことにもチャレンジするようになります。

      失敗しても”自分で考えて行動した体験”が残ります。

      『失敗は成功のもと』です。

      失敗体験から、

      なんで失敗しちゃったんだろう?

      次に失敗しないように何をすればいいんだろう?

      これらも考えさせ、改善行動をさせることで、失敗を恐れず、どんどん自ら行動していく習慣が身についていきます。

      3. 子供が安心している状態

      安心している状態を作り出すためは、次の要素が影響します。

      安心している状態を作り出す要素
      1. 考え方・行動を否定されない
      2. 子ども自身の感情に『共感』してくれる人がいる
      3. 子ども自身が『好き』・『得意』と思えることをやっている

      つまり、子供を尊重し、寄り添ってくれる人がいる『環境』を用意してあげる(①, ②)ことが重要です。

      そして、子供が自分自身の特性を理解する(③)ことによって、自分の能力を最大限に発揮できるようになります。

      プログラミング教育においてモンテッソーリ教育思考を参考にすると

      以前の記事【親・指導者向け】プログラミング教育において子供にかけるべき言葉は?にて、下記のように解説しました。

      プログラミング教育において子供にかけるべき言葉は?復習
      • プログラミングには失敗はない
      • “あるべき姿”が達成できていればどのような手順を踏んでもよい

      子供がどのようなプログラミングをしていても、「ここはこうしなさい!」と答えを教えてしまうよりは、子供自身に気づきを与えられるような声掛けをしてあげられると良いのではないでしょうか。

      気づきを与えられる声掛けを具体的に解説していますので、過去の記事 【親・指導者向け】子供とプログラミングを勉強するときにかけるべきより具体的な言葉 をご覧ください。

      プログラミング教育において子供にかけるべき言葉は?復習
      • 「あるべき姿」「手順」「判断」を深掘りしていくキーワードが覚えられます
      • 親や先生の言葉から、子供に情報を整理するきっかけを与えられます。
      • かけてあげたい言葉の方向性は
      • Why・What・HowWhy(なぜ・なんで)
      • What(何を・何が・何で)
      • How(どう・どうやって)

      子供だから教えてあげないと何もできないと思い込んでしまうのではなく、お父さん・お母さんはあくまでも”サポートする”という立ち位置であるとかんがえてみてはいかがでしょうか。

      まとめ:子供の興味・集中の芽を摘まないよう、サポートする立ち位置にいよう

      今回は、書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド』の要約をしました。

      書籍『子どもの才能を伸ばす最高の方法『モンテッソーリ・メソッド』の要約

      • 『自発的に行動する』=『安心して、子ども自身が考え、選んだ行動をやりきること』
      • 子どもが”自発的に行動”できる環境を大人が作り出してあげることが重要
      • 子どもにとっての安心とは?
      • 考え方や行動を否定されない
      • 子ども自身の感情に共感してくれる
      • 子どもが自分自身の特性を理解し、”好き”・”得意”を選ぶことができる

      是非一度、モンテッソーリ教育はどのようなものか、本書や関連図書を通じて把握してみてはいかがでしょうか?

      では、次の記事までごきげんよう。

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