【はじプロ】ヒンジれんけつノードン攻略:つまづきやすいポイントを解説してみた
2021.11.03更新

お疲れ様です。YUmarunosuke(ゆうまるのすけ @YUmaru16061307)です。
今回は、「ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング」(はじプロ)のヒンジれんけつノードンの解説をします。
「はじプロ」のことを知らない方は、是非過去の記事をご覧ください。
リンク:【親子向け】プログラミング教育の救世主?Nintendo Switch「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」発売!
リンク:【レビュー】『ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング』は”問題解決能力”を伸ばすことができる良ソフト!
レッスン4でヒンジれんけつノードンが登場しました。
『れんけつしたモノをクルクル回すことができちゃう』と説明されています。

れんけつが必要になりますので、組み合わせがややこしいですよね。
この記事では、過去の記事と合わせてどのように設定すれば使えるかを書いていきたいと思います。
ノードンガイドに説明があるかもしれませんが
- 早くサッと確認したいあなた
- 一から理解して学びたいあなた
是非ご覧になってください。
- ナビつきレッスンを何となく進めてしまっていたあなた
- ヒンジれんけつノードンをどのように使えるかイメージできていないあなた
- ヒンジれんけつノードンを使う場合に設定する要素は次の4つ
- どのノードンを乗せる(れんけつする)か?
- 乗せたノードンを動かすか?動かさないか?
- 乗せたノードンを何度回すか?
- どの座標軸で回すか?
- ヒンジれんけつノードンが受け取った数値は”角度”と認識される
そもそも「ヒンジ」って何?蝶番(ちょうつがい)ってご存知ですか?
解説に入る前に、
そもそも「ヒンジ」 って何かご存知でしょうか?
またの名を「蝶番(ちょうつがい)」 と呼ばれます。
押し引きするドアの横に付いているこれのことです。

軸(ピン)を中心に、両端についているモノを回転させる部品です。
ノートパソコンが画面を閉じることができるのもヒンジがあるからですね。
モノのイメージができれば、いざ自分でゲームを作る際に取り扱いやすくなります。
このゲームだけでしか使えない知識として覚えるのはもったいないので、
お子さんにも現物を見せて、知識として身につけてもらいましょうね。
解説:ヒンジれんけつノードンの使用例
では、本題のヒンジれんけつノードンの解説に移ります。
ヒンジれんけつノードンを使う場合に設定する要素は次の4つです。
- どのノードンを乗せる(れんけつする)か?
- 乗せたノードンを動かすか?動かさないか?
- 乗せたノードンを何度回すか?
- どの座標軸で回すか?(のちに動画で示します。)



ポイント1:どのノードンを乗せるか?
- モノノードン(シンプルなモノ/オシャレなモノ/とくしゅなモノ)
- キャラクター
これらのノードン全て乗せる(れんけつさせる)ことができます。
ポイント2: 乗せたノードンを動かすか?動かさないか?

動かさないノードンの周りを、動かすノードンがクルクルと回ります。
どちらのノードンも『動く』設定にすると、面白い挙動をしますので、是非試してみてください。
試してみる前に、どのような挙動をするか、子供と一緒に想像することも大事ですね。
ポイント3: 乗せたノードンを何度回すか?
最も気を付けなければならないポイントです。
レッスン4で設定したシーソーのように、
受け身的に力を受けて動くようなモノを作りたいときは、
ヒンジれんけつノードンにシグナルを入力する必要はありません。
一方、
- Lスティックで操作できるようにしたい
- ずっと一定速度で回るように設定したい
と “あるべき姿” を考えている場合は、シグナルを入力する必要があります。
その際に気を付けなければならないポイントは、
ヒンジれんけつノードンが受け取った数値は 角度 と認識される
という点です。
以前の記事【はじプロ】マッピングノードン攻略:つまづきやすいポイントを解説してみたで記載していますが、
ノードンが出力できる数値によって2種類に分けられます。
- 0~1の範囲しか出力できないノードン
- 0~1より大きい(小さい)値を出力できるノードン
例えば、Lスティックノードン を直接 ヒンジれんけつノードン につなげます。
Lスティックノードンは、0~1の範囲しか出力できないノードン ですね。
Lスティックを最大に倒しても、ヒンジれんけつノードンには 1 しか入力されません。
従って、ヒンジれんけつノードンは 1° しか回転しません。
もっとたくさん回したいんだ!という方は、
Lスティックノードン ~ マッピングノードン ~ ヒンジれんけつノードン
とつなげて、Lスティックノードンの入力を変換したのちに、
ヒンジれんけつノードンへと出力してください。
ポイント4:どの座標軸で回すか?
Xヒンジれんけつノードンのプログラミング画面と動きを示します。
Xヒンジれんけつの場合は、X軸方向に軸(ピン)を挿す イメージをしてください。

Yヒンジれんけつノードンのプログラミング画面と動きを示します。
Yヒンジれんけつの場合は、Y軸方向に軸(ピン)を挿す イメージをしてください。

Zヒンジれんけつノードンのプログラミング画面と動きを示します。
Zヒンジれんけつの場合は、Z軸方向に軸(ピン)を挿す イメージをしてください。

入力シグナルの正負による回転方向については、過去の記事【はじプロ】座標・回転・れんけつ面を攻略:つまづきやすいポイントを解説してみたをご覧ください。
回転の基本ルールは座標軸の+方向から見て時計回り
ヒンジれんけつノードンの解説まとめ
今回は、「ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング」(はじプロ)のヒンジれんけつノードンの解説をしました。
- ヒンジれんけつノードンを使う場合に設定する要素は次の4つ
- どのノードンを乗せる(れんけつする)か?
- 乗せたノードンを動かすか?動かさないか?
- 乗せたノードンを何度回すか?
- どの座標軸で回すか?
- ヒンジれんけつノードンが受け取った数値は”角度”と認識される
ヒンジれんけつノードンだけではなく、スライドれんけつノードンについても同じような設定で使えます。
では、次の記事までごきげんよう。