【親・指導者向け】プログラミング教育において子供にかけるべき言葉は?

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お疲れ様です。YUmarunosukeです。

これまで、プログラミング教育で持ったほうがよい考え方をお伝えしてきました。

今回は、実際にお子さんとプログラミングの問題やゲームに取り組む際に役立つ記事です。

この記事はこんな人に読んでもらいたい

  • 「プログラミングなんて子供にどう教えてあげればいいの?」と疑っている方

この記事を読むとこんなことがわかります

  • プログラミングに正解はない
  • 親は子供に気づきを与えるように言葉をかけよう

プログラミングに正解はない

以前の記事で、

 プログラミング = 『あるべき姿』に向けて『動作』と『判断』を並べること

とお伝えしました。

この定義で最も重要な要素は『あるべき姿』です。

どういうことかというと、

 『あるべき姿』に到達しさえすれば、手段は何だって良い

ということと同じなのです。具体例で示します。

具体例

あるべき姿:東京駅から新大阪駅にたどり着く。

  • Aさんのプログラミング

[判断]東京駅から何で移動するか?
↓(新幹線)
[手段]新幹線に乗る

[判断]途中下車する?
↓(しない)
[手段]新大阪駅に着くまで乗り続ける

[あるべき姿]新大阪駅に着く

  • Bさんのプログラミング

[判断]東京駅から何で移動するか?
↓(タクシー)
[手段]タクシーに乗る

[判断]途中でどこかに寄る?
↓(名古屋に寄る)
[手段]名古屋でご飯を食べる

[判断]またタクシーに乗る
↓(鈍行列車に乗る)
[手段]名鉄・近鉄・JRを乗り継いで新大阪駅にたどり着く

[あるべき姿]新大阪駅に着く

解説

Aさん、Bさん共にちゃんと新大阪駅にたどり着きました。

実際は、
「タクシーに乗るなんてお金かかるし非現実だ」とか、
「着かないといけない時間があるんじゃないの」とか、
言いたくなるでしょうが、ここはあくまでも例なので飲み込んでください。

この例では、Aさんが正解だ、Bさんは不正解だ、とは誰も言えないですよね?

例えば、

 あるべき姿:朝10時に東京駅を出発して、15時までに新大阪駅に着く

という条件だったら、Aさんが正解、Bさんは不正解です。

ただし、Cさんが「ヘリコプターを手配して新大阪駅に向かう」というプログラミングを計画すると、それは正解になりえます。

親の役割は子供に気づきを与えること。答えには直接導かない

具体例でお見せした通り、プログラミングの正解は『あるべき姿』によって決まります。

これは、お子さんと一緒にプログラミングの問題やゲームに取り組む際に、
とても必要な考え方になります。

例えば、お子さんがScratchを使って、何かプログラミングを作っているとします。

でも、何かが原因でうまくいかないようです。

分からないことはお父さん・お母さんに聞いてきますよね?

そんなときは、このようにまず聞いてみてください。

 「そのプログラムで何をしたいの?

『あるべき姿』を質問してください。そのあとに、躓いていることを聞いてみてください。

その後は、

  • 「どう動かしたいのかな?」(How)
  • 「なぜそうしたいのかな?」(Why)
  • 「何を動かす必要があるのかな?」(What)
  • 「違う方法はないかな?」(What)

と、「手段」と「判断」を確認してください。

そして、何でも良いので、お子さんに自分の答えを出させてください。

最後に、お子さん自身から出た答えを積み重ねたプログラムが、
『あるべき姿』に到達しなかった場合、親御さんの問いかけ方が大事です。

 ✕ : 「どうしてうまくできないの?」

 ○ : 「どこがうまくいかなかったか、最初から一緒に考えようか」

キーとなるのは、

  • 否定しないこと
  • 上から順に確認すること

です。

プログラムを作成する仕事のなかでも、”デバッグ”という作業があります。

どれだけ慣れたプログラマーでも、全くデバッグ無しでプログラムを作り上げることなんてほぼ不可能です。

なので、どこか間違っていたのなら直せばいいだけなのです。

上から順に、というのも以前の記事で書きました。プログラミングの基本ルールですね。

最後に、子供って親から否定されるとめちゃくちゃ凹みます。やる気をなくします。

親が一緒になってやってくれたらめちゃくちゃ喜びます。

自主的に学ぶにはやる気が必要です。親は子供のやる気を削がないようにふるまいましょう。

まとめ:ゴールを教えるのではなく、発想を導こう

今回は、親御さんがお子さんに向けて言うべき言葉をまとめてみました。

『あるべき姿』にたどり着きさえすればよい、という考え方をもっていれば、
プログラミングに詳しくない親御さんでも、自由な考えでお子さんと接することができると思います。

では、次の記事までごきげんよう。

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